曽呂利
三種の神器である八咫鏡をモチーフとした、堺の伝統銘菓「大鏡」といえばここ!
「大鏡」は白あんの上質な甘みがフワリ広がる優しい焼き菓子です。堺に足を踏み入れたなら食べておきたい一品。
▼ 曽呂利新左衛門の名を冠した堺の和菓子屋さん
以前は宿院駅の近くに店舗があったようですが、十数年前にここ宿屋町に移転したそうです。駐車場もあるどっしりとした店舗です。
店名の「曽呂利」は、かの豊臣秀頼に御伽衆として仕えたとされる曽呂利新左衛門から取っているようです。
御伽衆(おとぎしゅう)は、室町時代後期から江戸時代初期にかけて、将軍や大名の側近に侍して相手をする職名である。雑談に応じたり、自己の経験談、書物の講釈などをした人。御迦衆とも書き、御咄衆(おはなししゆう)、相伴衆(そうばんしゅう)などの別称もあるが、江戸時代になると談判衆(だんぱんしゅう)、安西衆(あんざいしゅう)とも呼ばれた。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
外観からは歴史ある銘菓を取り扱うお店であるとは分かりづらいかもしれませんが、店内に足を踏み入れると歴史を感じる渋い品がさり気なく置かれていました。壁に飾っている「曽呂利」の木板がかっこいいですね。
▼ 堺名物「大鏡」
堺の歴史にちなんだ様々なお菓子が並びます。「そロール」というロールケーキをはじめ、多くの甘そうなものたちに目移りします。
ですがもし、あなたが初めてここに訪れたのであれば、やはり「大鏡」を食べるべきでしょう。
「大鏡」は三種の神器である八咫鏡をモチーフとした、堺の有名な伝統銘菓です。
直径9cm程度あり、少し大きめなサイズ感です。
ふわふわの焼き皮の中に白あんが入っております。上質な甘みがフワリ広がる優しい焼き菓子です。甘すぎない絶妙な餡が癖になります。お土産用に10個入りのものもありますが、1個から買い求めることができるのも助かります。個別包装されているので、観光ついでにふらっと食べることができますよ!
私のイチオシ「鳴門金時芋」!
1口2口で食べられるコロンとした感じがとてもよきです。
ザビエル公園でパクパク食べるのも吉。
電話・FAXでも注文可能のようです。遠方の方には助かりますね!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
ぜひ、ご賞味あれ!
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