本家小嶋
堺を代表する銘菓「芥子餅」を時代を超えて伝え続けている超老舗!
創業は室町時代の1532年というから、もう想像を絶する息の長さです。かの千利休(1522-1591)も愛した味だというからすごい。このお店でしか買えない、特別なお餅です。
▼ 宿院にある歴史を超える堪らない店構え
路面電車の宿院駅から歩いてすぐそこに、店舗があります。知っていなければ通り過ぎてしまいそう。素朴な店構えがたまらなく粋です。
のれんを見ると、「創業天文元年」の文字!
天文ですよ。天文。室町時代です。1532年に「菓子屋吉右衛門」として創業されたそうです。ちなみに、千利休は1522年生まれ。後世を生きる私達は、おじいさんな千利休のイメージが強いですよね。この芥子餅の創業は、千利休がまだ10歳の頃と思うと、感慨深いものがあります。
こちらの写真、右側に「さかい利晶の杜」が少し写るように撮影しました。利晶の杜の隣には、「千利休屋敷跡」があります。この距離感に運命のようなものを感じます。
店内にお邪魔すると、職人さんが出てきてくださりました。販売スペースは、古くから営業されている歴史がギュッと詰まっていて忙しなくキョロキョロしてしまいます。
▼ 堺の伝統銘菓「芥子餅」
ケースには「芥子餅」と「ニッキ」が並べられています。
本家小嶋さんでは「手作り・無添加」にこだわっているそうです。そのためこの店舗でしか購入できません。賞味期限も数日となっているため、お土産にするには検討が必要です。だからこそ、この店舗に足を運べる方には食べていただきたい!
お土産の際は箱入りでどうぞ。1個から購入することも可能です。
こし餡お餅を芥子の実で覆ったこのシンプルさ。食べるとポロポロと落ちるかと思いましたが、杞憂でした。
芥子の実の香ばしさが癖になります。甘さ控えめのこし餡に深みがあります。
売り切れると閉店になってしまうのでお気をつけて!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
ぜひ、ご賞味あれ!
▼ アクセス&詳細情報
堺の宿院観光には絶対に外せない名店です。路面電車からすぐにアクセスできるのでおすすめです。
堺の芥子餅の老舗はもう1店あります。しかもすごく近所に。堺観光にあたっては、こちらも要チェックです。
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※ 本記事は投稿時点の情報です。